時効援用事例1

先日、ご依頼頂いた方の件が無事解決いたしましたので事例をご紹介させていただきます。

<ご相談の経緯>

裁判所から支払督促が届きご相談。請求先:債権回収会社 A社。請求総額:296万円(うち元金53万円)。

<弊所での対応>

  1. 受任通知送付
  2. 督促異議の申立てにより通常訴訟に移行
  3. A社より債権届受領
  4. 消滅時効の援用(内容証明)
  5. 訴訟取り下げ
  6. 時効成立によりA社より債権証書のご返還

この方は訴訟を起こされてすぐにご相談頂いたため、上記のような流れで無事解決に至りました。

ご相談の際、「もし時効不成立であった場合には、破産するしかない」というお話もされていましたので大変安心なさっておいででした。

消滅時効の要件を満たしていれば、訴訟を起こされたとしても、解決を図ることは可能です。その時点であきらめることなく、早めのご対応を頂くことで無事解決に至るケースもございますので、お気軽にご相談ください。

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